macOSでHHKBのファンクションキー(F1~F12)の動作があやしいとき

macOSでHHKBのファンクションキー(F1~F12)を使おうとすると、ボリュームの上げ下げなどの制御キーとして認識されてしまったときの解決方法メモ。

HHKBのドライバを再インストールしてみた

最初にHHKBを接続したときに間違いなくドライバはインストールしていた。念のためにアンインストールしてから再インストールしたが、それでも問題は解決しなかった。

https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/macdownload.html

キーボードをカスタマイズするユーティリティーを使っていないか思い出してみた

MacBook AirのキーボードもHHKBも英語配列を使用している。つまり「かな」キーと「英数」キーが存在しない。ショートカットで切り替えることはできるが、独立キー一発で切り替えたかったのでユーティリティー系のソフトを使用していた。

HHKB購入以前に導入していたのは「⌘英かな」

⌘英かな

これで左⌘キーを「英数」キーに。右⌘キーを「かな」キーとして使用できるように設定していた。

その後、HHKB購入とほぼ時を同じくしてKarabiner-ElementsがHigh Sierraに対応したことを知り導入。

github.com

「⌘英かな」とはおさらばして、Karabiner-Elementsで左⌘キーと右⌘キーをそれぞれ「英数」キーと「かな」キーとして設定していた。

解決

さすがにこのあたりまで振り返ったときにKarabiner-Elementsが邪魔をしているのかもしれないということは何となく分かった。Preferences画面の[Functions Keys]を眺めると、すぐにそれっぽい項目を発見した。

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Use all F1, F2, etc. keys as standard funciton keysという項目のチェックをONにして無事に解決。HHKBの一列目を標準のファンクションキーとして動作させることができた。この設定は変更した覚えがないので、おそらく初期値がOFFだったのだろう。