英語配列HHKBをDIPスイッチを切り替えずにMac/Winで共用する

MacとWinでなんとかディップスイッチを切り替えずに共用する方法を考えてみた。 Mac専用もしくはWin専用の場合は過去記事のとおり。

mckuraw.hateblo.jp

ディップスイッチの設定

Mac専用設定をベースにするかWin専用設定をベースにするか、もしくは新しい設定を考えるか悩んだ結果、Win専用設定をベースにすることにした。 Winは業務PCで使用することが多いので今以上に新しいツールなどを導入することをなるべく避けたかったから。 というわけでディップスイッチの設定は ↑↓↑↑↑↓ とする。 ポイントはSW5をON(↑)にすることで、Altキーと◇キーを入れ替えているところ。

Windowsの設定

alt-ime-ahk を常駐させることで、左◇キー(SW5をONにしているので内部動作としては左Altキー)でIMEを「英数」に、右◇キー(SW5をONにしているので内部動作としては右Altキー)でIMEを「かな」に切り替えることができる。

macOSの設定

Karabiner-Elements をインストールする。

[Simple modifications]タブの[Target device]で[HHKB]を選択して以下の設定を追加する。 f:id:mckuraw:20210510224835p:plain

[Complex modifications]タブの[Rules]タブで、画面左下の[Add rule]をクリックする。 表示された子画面の[Import more rules from the Internet (open a web browser)]をクリックする。 f:id:mckuraw:20210510225151p:plain

ブラウザを真ん中くらいまでスクロールさせて[For Japanese (日本語環境向けの設定) (rev 6)]右端の[Import]ボタンをクリックして設定を取り込む。 f:id:mckuraw:20210510225344p:plain

再び[Complex modifications]タブの[Rules]タブで、画面左下の[Add rule]をクリックする。 表示された子画面の[右コマンドキーを単体で押したときに、かなキーを送信、左コントロールキーを単体で押したときに、英数キーを送信する。 (rev 2)]右端の[Enable]ボタンをクリックしてルールを追加する。

まとめ

これで英語配列HHKBをDIPスイッチを切り替えずにMac/Winで共用できる。